小林麻央さんの 乳がん 治療 から学ぶ。

免疫療法 は 詐欺. 技術面で未熟. 価格を もっと安く 設定するなら受けてみる 価値あり

2009年から
約8ヶ月ほど
私の父親は免疫療法を受けました。



その時点で
うつ抗がん剤がなくなってしまい、
藁をもすがる思いでした。



確かに高額です。
治る可能性には個人差があり、
やってみないとわからない。

今もその状況は変わりません。

免疫療法はばくちと同じです。

治るか
死ぬか。




ただ、
実際に、
劇的に効果のあった人がいるのも事実です。


ばくち的な治療方法を
求める人がいれば
提供する側も
それなりの事情があります。


以下
2017年10月2日
NHKニュースより引用。

一部のがんの拠点病院が国が効果を確認していない免疫療法を実施していることについて、
拠点病院の指定を議論する厚生労働省の検討会のメンバーで
国立がん研究センターの若尾文彦医師は
「拠点病院は有効性や安全性が確認された標準治療を提供することになっていて、
科学的な根拠が確認されていない免疫療法は、
臨床研究として行う以外、実施するべきではない」と指摘しています。

効果未確認の免疫療法 12のがん拠点病院が実施 | NHKニュース



理想はその通りです。




ただ、現状は
大学病院の経営体制を考えると
免疫療法はもうかるという一面もあるため
提供するのです。


同じ免疫療法のカテゴリーに
チェックポイント阻害剤系も
入りますが、
こちらは
エビデンスや
データーが確実になりつつあります。



国も
スピード認可したのも納得です。




つまり、

チェックポイント阻害剤以外の
ガン免疫療法についても
もっと
実験エビデンスをしっかりすると
信頼性もアップします。


具体的には
樹状細胞免疫の効果の仕組みや
細胞障害性T細胞のガンへのアプローチのメカニズムが
分子レベルでわかれば
それをターゲットにした薬剤ができます。

また
どういった人が免疫療法で
治る可能性が高いのか
といった
対象者を前もって絞る技術が進むと
一気に信頼性は上がるでしょう。


そのためにも
過去記事にかいで紹介したように
アペリン受容体の種類により
免疫療法の効果がかわるといった
研究はとても有用です。

www.therapy-for-cancer.com


日進月歩で技術は進歩しています。

小林麻央さんもうけた
免疫療法ですが、
残念ながら
今は
まだまだ技術が未熟です。

その分
価格を安く設定するべきです。