新たな早期ガン診断法は低価格・非侵襲性・正確です
2017/4/18 12:34
日立製作所とHIROTSUバイオサイエンス(東京・港)は18日、線虫を使ったがん検査の実用化に向けた共同研究を始めると発表した。患者の尿からがんの匂いをかぎわける線虫を活用し、自動で解析できる装置を開発する。2019年末をめどに実用化を目指す
日経新聞より引用
これまで医薬品は小さな分子
(低分子といいます)を利用していました。
ここ最近、抗体医薬などの
比較的大きな分子(高分子)も
医薬品として使われ始めています。
ガン免疫療法でも
抗体医薬としてつかわれているのは
高分子の薬剤です。
しかし、
低分子・高分子といっても
やはり分子レベルです。
これからは
<strong class="yellow-line">細胞レベルで治療を
目指す時代に入ってきました。</strong>
その代表がiPS細胞や
エンブリオステム細胞(ES細胞)や
線虫です。
いくら技術が進歩してからといって
いまだにヒトは
大腸菌一匹さえつくることができません。
線虫は1mm足らずの虫ですが、
ヒトの約3倍多く、嗅覚の受容体があります。
それだけ嗅覚にたよって生きているともいえます。
将来、人類を救ってくれるのは
細胞や身近な生物たちになる気がします。