小林麻央さんの 乳がん 治療 から学ぶ。

すい臓ガンの検査に犬や虫が使われる 5年生存率を高めるためにも早期発見のための技術が大切

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最も予後が悪いすい臓がん。

できるだけ早くみつけるために

莫大なお金をつぎこんでるのだが・・・。

技術も大切だけど、

 

自然(生き物)を利用すると

意外に有効かもしれません。

 

実際に

犬や虫をつかった

早期検出ができるかも。

 

 

鼻の奥の

嗅覚受容体の数は

犬が 

220、000、000個

 

一方、

ヒトは   

5、000、000個です。

 

数百倍の違いがあります。

 

実際に

犬の嗅覚の特徴を生かして

麻薬犬が活躍しています。

 

また

犯罪現場などでは

警察犬が活躍しています。

 

人間にはもちろんわからないけど、

犬には

ガンの患者さん

特有のにおいがするらしいのです。

(特に肺がん)

ガン犬(名前は勝手に私がつけました。いまいち。)

にはわかるのです。

検出感度97%

 

カリフォルニア大学では

アルフィー(Alfie)と

チャーリー(Charlie)が

ガン早期発犬(発見)

として修行中です。

 

ただ、

問題は集中力。

 

何十人もクンクンと

しない(嫌がる)そうです。

 

そりゃ、わかるわ。

匂いばっかり嗅いでいると

飽きてくるよ。

 

そこで

今度は

虫です。

 

大きさ1mmほどの線虫は

健常人(control)からの

尿(Urine)は嫌がります。

 

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一方、

がん患者さん

胃がん、大腸がん、すい臓がん)

の尿には寄っていきます。

感度95.8%。

 

しかも

検査には

一滴の尿を使うだけ。

 

驚いたことに

現在使われている

血液中の腫瘍マーカー検査では

検出できなかった

早期のガンも

線虫は感じ取るのです。

 

線虫の嗅覚受容体の数は

犬よりも多い。

 

ただ、問題は

ガンの種類がわからない。

 

おしっこだから

全身のどこかに

がんがあれば

反応するらしいです。

 

発見元の九州大学では

「n-nose」として

今後、

より部位特異的な

ガン検出の方法(線虫を使って)を

試していくそうです。

 

最後はヒトです。

2013年2月に

すい臓の早期検出の

画期的な映像が出ました。

興味ある方は

こちらTEDの映像をどうぞ。

 

 

 

当時、

高校生だったジャック・アンドレイカは

いまだと

大学生のはず。

その後どうなったんでしょう。

 

まとめとして

すい臓がんは

発見されたらすでに

手遅れのことも多いです。

私の知人も

腰痛がここ数カ月

ひどくて・・・

といっていたら

すい臓の末期でした。

 

犬でも

虫でもいいから

はやく検出できれば

助かる人が大勢います。

ガン免疫療法の進歩もすごいので

検出技術も

進み始めると早い。はず。